『姫100%』第4巻

 

 

 

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いよいよ4巻、最終巻です!

 

 


父の死の謎を解くため東京へやってきた錦織姫。


敵の正体が"陰陽一征会"という組織であることをつきとめ、姫は本拠地へ乗り込む。


そこで自分ともう1人の「姫」は

体外受精による双子の姉妹で、

陰陽一征会の黒幕

妃美子の子であるとの事実を聞き混乱する姫。


クローゼットの中に身を隠したまま、

4巻の始まりです。

 

 

 

 

 

父の仇だと思っていた妃美子が

自分の母親かもしれないと知った姫は

一体どこまでが本当なのか分からなくなる。


山南は「なるべく早急に錦織姫をつかまえます」

と退室し、部屋では妃美子と姫の2人きりになった。


お香を焚く妃美子。

室内を歩き出した妃美子を見て少し動いた姫は

物音をたててしまい、妃美子に見つかってしまった。


驚く妃美子。

妃美子は姫を、姫だとすぐわかり

近づこうとする。

「どうしたの姫、お母さんよ。よくここまで来たわね。ほんとに...16年間ずっとあなたのことばかり考えてきたのよ。会いたかった。」と優しい顔で言う。


姫は「だまされない!」と手をはらいのけるが、

私がお父さんを殺すわけがない、今でもずっと愛しているのに!と言う妃美子。

泣いている妃美子を見て揺れる姫。

 

その時、姫はめまいに襲われる。

お香の匂いだと気づいた姫は、

剣を抜こうとしますが、めまいがひどくなって

その場に倒れてしまった。


場面はかわり

夜、陰陽一征会本拠地の外でバイクの音が響く。

1300とカツアゲが陰陽一征会に到着した。

双眼鏡で建物を見ると警備が多く、

2人は明け方に忍び込むため夜明けを待つことにした。

 

 

 

いきなり大ピンチ!

妃美子に捕まってしまった姫...


陰陽一征会を取り仕切るくらい

やっぱりかしこいですね妃美子さん。

ラスボス感たっぷりの顔から

お母さんの顔に変わる場面。

泣きながら自分が母親だと信じて欲しい妃美子の必死さに、

妃美子は悪い人じゃないのかもしれない...

なんて思ってたらつかの間、

やっぱりラスボスじゃん!!!!(笑)

まんまと騙されました(笑)


姫は捕まったけど、

外には味方(?)が2人到着。

明け方、1300とカツアゲはどう動いていくのか?

楽しみです。

 

 

 

 

 

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姫は妃美子の罠によって捕まってしまった。

明け方になり1300は寝ているカツアゲを置いて陰陽一征会に侵入。

途中で「姫」と再会した。

錦織姫が出ていったきり戻らないことを知った

1300は、先に「姫」を救出しようとするが、

「姫」は侍女に助けを求め、1300は錦織姫を探しに行った。


その頃、姫はドレスを着ていた。

姫は催眠のようなものをかけられ、

「姫」と同じような口調になり、

妃美子の言われるがままに動いていた。


姫は妃美子と式典のリハーサルを行い、

奥まで忍び込んだ1300はその姿を見て

違和感を感じる。


時を同じくして 陰陽一征会の外、

カツアゲは目が覚めたが

1300がいなくなっていることに気づき

動き出すのだった。

 

 

 

どうやって姫に催眠をかけたのかは

わからないけど、妃美子に操られてしまった姫。

早く起きろ~!!( ; ˘•ω・):

 

少し気になってたのが、

「姫」と1300の過去のお話。

作中には2人の過去は文章だけで

絵としては描かれてません。

が、再会して以前2人がどういう仲で

どんな距離感だったのか

2人の表情から読み取れる感じが良かったです。


「恋人」「親子」とか、

言葉で表さずに絵でも充分伝えることが出来る。

そこが漫画の好きなところです。

 

カツアゲは見事に置いていかれました。笑

普通に寝坊ですね。

「あー!あいつってば一人で行っちゃったんだー!」と焦るカツアゲが可愛いのです。

 

 

 

 

 

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催眠状態の姫。

1300は催眠状態の姫を正気に戻すことに成功するのですが、それを本編でのお楽しみ。

 


動き出した姫は、里麻と山南が一緒にいるところに遭遇。

山南を捕まえようと走り出した姫を見た里麻は

なんと山南をおさえこむ。

そのおかげで山南を捕まえられダストシュートに隠すことができた。


ここが私の好きな場面。


里麻は姫と事前に計画していたんけでもなく、

姫が走り出すのを見て、自分の意思で山南をおさえます。


里麻は陰陽一征会に嫌気がさしていて、

これ以上陰陽一征会にいたら、いつか自分も山南も殺されてしまうと感じていました。

山南のためを思って起こした行動に

里麻もこんな女の子の部分があったんだなぁ〜なんて思いました。


特に好きなのが山南を捕まえた後、

陰陽一征会本拠地を爆弾で破壊する計画を話した姫に「手伝えることある?」と、里麻が言った場面。

分かり合えることがないと思っていた里麻が

姫に協力を示した瞬間でした。


こういう敵の寝返り系展開に弱い私。

友達として仲良くなったというより、

自分たちの目的が一致して共闘するみたいな展開がまた良いですね。

 

 

 

 

 

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今回のお気に入り場面は

姫の攻撃がスタートする場面です。


最後の舞台 式典。

催眠が解けた姫がドレスの中に剣を隠し

操られているフリをして妃美子と舞台に向かいます。


そこには仮面をつけた大勢の陰陽一征会信者達が姫の言葉を待っていて、

姫は最初は妃美子の教えられた通り喋るが、

途中から姫自身の言葉で喋りだします。


そして、陰陽一征会は会員の邪魔な存在を消すために殺人を繰り返していることを暴露します。


その時姫は

「あんたたちは人を殺して幸せを得てきた」

と言います。

一見憎しみの感情で言ってるように見えて

実はそうでもなくて


陰陽一征会の信者の中で

「人を殺して得た幸せってどういうこと?」

と言ってる信者もいて、

陰陽一征会が何をしてるのか知らない人もいる様子。


そういう人たち全部ひっくるめて

「はやいとこ こんな会やめちまいな!」と言い、姫は会員を助けようとしてるのかなーと思いました。


4巻の中でも特に好きな場面です。


ここから 姫の攻撃開始!!!


(姫のドレス姿めっちゃ可愛いから見て欲しい)

 

 

 

 

 

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里麻と1300の協力によって

陰陽一征会本拠地で爆発が起きる。


姫の洗脳が溶けていることがバレ、

姫を止めようとする妃美子。


そこで大勢の信者達の中から

妃美子と姫がいる舞台へ続く

階段を登ろうとする信者がいた。


警備が銃を構えて制止しようとする中、

信者が仮面を取る。


仮面を取った正体は「姫」だった。

 

 

この場面は、姫と妃美子以外全員が驚く場面で

読んでるこっちからすると

妃美子に対して してやったぜ!のガッツポーズ場面です(笑)


警備はひるみ、それを見ていた大勢の信者達は

どうして「姫」さまが2人いるんだ!!と ざわつきます。


そのついでに

「姫」は姫の身代わりで

かごの中の鳥のように自由もなく

恋愛も許されない、陰陽一征会のためだけに

利用され続けていたこともバレてしまえばいいのに、、、なんて思いながら読んでいました。


私のお気に入りの場面は

「姫」が仮面を取った時に

下の方からも警備がせまってきます。

その警備に向かって「姫」が振り返り

「おさがりなさい!」と言う場面です。


今まで見てきた意思が弱い「姫」とは違い

その力強い凛々しさが、

あ〜やっぱり腹違いでも姫と双子なんたなあ〜

と少し感動した場面でした。

 

 

 

 

 

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姫と「姫」を差し置いて1人逃げた妃美子。


妃美子の自室には隠れた出口があり、

そこから逃げようとするが、姫は追いかけ、

ついに妃美子にたどり着つく。


妃美子は姫に銃を向け、

そこで姫は妃美子に本当の真実を聞く。


姫のお母さんは妃美子で間違いないが、

自分でお腹を痛めて産んでないので、そこに情はないこと。

妃美子と錦織要と結婚したのは嘘で、

錦織要の優秀な精子が欲しかっただけ。

だが錦織要は学者にしては性格が激しく、陰陽一征会の内情を知ると和子を連れて逃げだした。

 

 

これが妃美子が語った本当の真実でした。

 


ええ〜〜驚愕。

本当にサラッと嘘をつける妃美子が怖い。

私は生みの母親 和子お母さんと、本当は血が繋がってるんでしょー?と思ってたので、まじで妃美子がお母さんだとは、、、。

しかも妃美子、種が欲しいだけなんてえぇ〜(ㆆ_ㆆ)。なんて女だ!!!!


姫は怒って「やっぱりそんな人間(妃美子)を父ちゃんが好きになるわけないんだ!」と言います。


そりゃそうだ。


真実を知って驚いたけど、

妃美子の悪女っぷりに逆にすげえなーと思った場面でした。

 

 

 

 

 

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妃美子と姫の戦いはもちろん姫の勝ち。

だけど意外な結末だったので、

その場面はぜひ漫画の方を読んでみてください。

 

 

とても衝撃だったシーン。


今にも崩れそうな陰陽一征会の建物から

姫が負傷した1300を連れて逃げ出そうとします。

その場に「姫」もいるのですが、無理をしてしまったのか血を吐いてしまいます。

姫は1300をバイクに乗せることで精一杯。

姫は「姫」に後からついてきて!と伝えます。

だけど「姫」は、

 


「あなた(姫)のようになりたかった

わたしは あなたのようになりたかった

鷲聖さんをよろしく...」

 


と言い姫が止める間もなく

持っていた銃で自分の頭を撃ってしまいました。

 


鷲聖(しゅうせい)とは1300の本名。


姫は涙を流し 崩れていく建物からなんとか抜け出すことが出来ました。

 

 

初めて読んだ時はかなり衝撃的で、

まさか「姫」が死んじゃうとは思わず、、。


戦いが終わったあとは

姫は高校に戻れて

「姫」も同じ高校に通うことになって

カツアゲと真理子とも仲良くなって〜

という形のハッピーエンドを勝手に思ってたけど違いました😢

 


でも血を吐いてしまったり、

妃美子が急いで姫を「姫」の身代わりにしようとした場面を思うと、

どっちにもう長くなかったのかも、、、

でも自分から死ぬことないでしょ!!

めっちゃ優しい子だったのに、

すごく悲しかったです。


生き残って欲しかった。

 

 

 

次回、最後の記事予定です!

 

 

 

 

 

 

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「姫100%」漫画紹介 最後の記事です✨

 

 

 

姫の戦いは無事に終わり、

落ち着きを取り戻していました。


陰陽一征会の存在はニュースになり

カツアゲ、真理子、里麻のその後が描かれています。


姫はというと、

生まれ故郷 北海道富良野に戻っていました。

ジャッキーとふたりきり。

てっきり終わったあとも東京の高校でカツアゲとすごすと思ってたけど戻っちゃったようです。


姫がゴロゴロしていると

外からバイクの音が、、、。

窓をあけると1300がいました。

コーヒーでも飲みに行くか なんて言って2人は出かけます。

 


おぉっ てなったのが

1300、東京から富良野までバイクで来たのでしょーか。

ちょっと感動。

 


ラストはここでは書きませんが、

私的には名残惜しいラストでした。

ともあれハッピーエンド。

良かった〜。

めでたしめでたしです。

 

 

 

 

 

 

 


ということで、

「姫100%」はこれにて終わりです!


初めての漫画紹介記事、

どう書いたら...とか色々試行錯誤しながら

やってたけど、結構細かく書いてた時期もあって長かったですね(笑)

文章力のない私ですが、見てくださった方

ありがとうございました!🙇‍♂️

次回から内容はもう少し抜粋して投稿しようと思います🤗

 

 

 


これからも

色んなオススメ漫画を投稿していくので

よろしくおねがいします!✌️

 


では次の漫画へGO〜!