『カコとニセ探偵』第2巻

 

 

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サトルの家は複雑だった。

小さい頃から"天才少年"として事件を解決してきたサトルは地元警察とヤクザの関係までもを暴いてしまい、家に銃弾が撃ち込まれるなど、家族は被害を受けていた。

サトルの母は耐えられずサトルに探偵をやめて欲しいと何回も言っていた。

それでも自分が動けば助かっていたかもしれない遺体と直面したサトルは探偵を続けることにし、探偵を辞めないと知った家族はサトルを残し家を出ていった。

同じくサトルが通う学校でも

「あいつと仲良くすると悪いやつらにさらわれるってママが言ってた」と誰もサトルに近づこうとしなかった。

 

 

その能力で子供の頃から、普通子供が経験することから外れたサトル。


例えばの話、


家族と仲が良くて学校に友達もいるけど

テレビの中の"天才少年名探偵"のような能力はない子供と、

家族は自分を置いて去り、友達もいないけど

生まれ持った霊能力で大人も解決できない事件を解決することが出来る子供。


どっちかになれるよ、と言われたら?


私は迷わず前者だ。

超能力はめっちゃ欲しい!笑

けど家族と友達も近くにいない1人はもっと嫌。


私目線だけど、

サトルは人を助けるためにものすごい辛い決断をした、すげー人なんだなーって思った。


そんな過去を知ったカコがサトルに一言

「私が憑いててやるよ!」


だって。

  

カコ イケメン!!!

 

 

 


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サトルとカコと出会った女学園。


カコと仲が良かった芦原縁(あしはらえにし)の事件を追う為、サトルはその女学園に転校することになった。


そこで新たな登場人物。

弥島銀杏(やじまぎんなん)が現れる。


銀杏はサトルの方を見てそうそう

「てめエの事だこの化物め!」とカコに殴りかかる。

カコを目がけて殴った素振りで

銀杏の背後から大きな腕がカコを攻撃した。


銀杏はカコのような強めの幽霊が見えて

さらに銀杏のお兄さんの霊が守護霊として

銀杏の傍にいるため霊も攻撃出来るのだ。


銀杏はサトルの味方。

これから一緒に戦っていく仲間となる。

 

 

 

サトル転校の巻。

転校先の女学園、もちろん女子高です。

サトル以外みんな女子生徒。

サトル強い。平然と入っていきます。


銀杏は、、、

そもそも読み方"ぎんなん"で合ってんのか。

フリガナが見あたらなかったから"ぎんなん"でいきます!

銀杏は制服も着ず、へそ出しジャージ姿、ライオンのような髪型をしてるかわいい女子です。

コンビニの外で半分寝そべってアイスがりがりしてる感じですね。

姿は3巻表紙に出てくるのでお楽しみに。


なぜ銀杏がサトルの味方かというと、

サトルが幼少期の頃、銀杏のお兄さんが事故に巻き込まれて亡くなり、お兄さんがその事件の犯人にされそうになっていたところ、サトルがお兄さんの罪を晴らそうと尽力したことがキッカケで、

銀杏はサトルに感謝と憧れを抱きます。


そして 今度は私かサトル君を助けてあげる!と思った銀杏。


で、高校生になり見事再会って感じ。


銀杏と守護霊のお兄さんは、

この後もたくさん活躍して行くキャラの登場です!

 

 

 

 

 

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銀杏の登場でサトルの周りは明るくなり、

少しやかましくなった。


サトルは女学園で探偵部を作っていて、銀杏も入部することになった。


そして探偵部に依頼が入る。

依頼人は政府の人間、庫裡林九十九(くりばやしつくも)。


人が急に亡くなるが事件性がない件が多く発生、

調べてみると謎の男が浮び上がる。

その男はのある"ノート"を持っており

誰かにそのノートに、恨みを持ってる人物の名前を書かせる。

すると名前を書かれた者は原因不明で死んでしまい、謎の男は誰かにノートを渡して名前を書かせては回収し、また誰かにノートを渡し...を繰り返している、という内容だった。


庫裡林から正式に依頼を受けたサトルは

捜査を開始した。

 

 

お気づきの方もいるであろう、

めっっっっちゃDEATNOTE。

なのに、中身全然違うんです!すごい!!


ここでは書いていないけど、

この漫画では女性が他にも出てきます。

まじでハーレム状態のサトル。うらやますぃ。


この時点で私が気になったのは

全体的な登場人物の名前。


六波羅覚(ろくはら さとる)

芦原縁(あしはら えにし)

弥島銀杏(やじま ぎんなん)

弥島吟醸(やじま ぎんじょう) ※銀杏の兄

田沼藺草(たぬま いぐさ) ※女学園生徒

庫裡林九十九(くりばやし つくも)

etc...。


普通にあまり聞かない名前ですよね。

元々ちょっと捻りのある名前が好きな私。

難しすぎて珍しすぎて読めないわ!って名前でもなく、だからといってよくある名前でもない

この絶妙な感じ。これがとても良い。


作者さんはどう考えてるのかは、わからないけど

名前のチョイスとセンスと...私は丁度よかった。

 


登場人物の名前、それにどんな漢字を使ってるのかとか、自分の好みと合うと

次に出てくる登場人物が楽しみです!^^

 

 

今回はここまで👻

梅雨明けて暑すぎて溶けそう!

でも晴れは最高!!

今年は海行きたーい!🏖

LIVEしたーい!!🎶

 

 


Bye!!